日本ではトップクラスに人気のあるズワイガニには
いくつか種類があって、その中でも日本にほぼ生息していない
大ズワイガニという種類がいます。

この大ズワイガニはズワイガニの中でもバルダイ種と呼ばれます。
ネーミングのとおりで通常の本ズワイガニと比較すると、さらに大きい見た目になっています。

しかし、見慣れていない人でなければほとんどわからない
ぐらいにそっくり似ているカニとなります。

かつては、高級旅館や飲食店などの一部店舗にて
取り扱うことがありましたが、味が美味しいとリピーターになる人も多かったりして、
現在はネットの通販での取り扱いなどを中心に購入できるところが増えています。

ここでは大ズワイガニというズワイガニの中で
最も巨大なカニについての特徴や気になる味について解説していこうと思います。

バルダイ種の大ズワイガ二の生息地と歴史

アラスカなどのベーリング海、ロシアなどのオホーツク海などの海で
ズワイガニよりも深い海に生息しているのがバルダイ種の大ズワイガニです。

ズワイガニには種類が複数存在していることを冒頭にも書きましたが、
価格が安めで品質の鮮度管理が難しいズワイガニに紅ズワイガニがいます。

このカニも品質が良いのであればとても美味しく食べれますが、
紅ズワイガニとあくまで別という意味でズワイガニを本ズワイガニと
呼んだりします。

日本全国で販売されている本ズワイガニは
さらに細分化した種類の呼び方として「オビリオ種」になります。

このオビリオ種のズワイガニが世界を見ても
約8割のズワイガニ水揚げの割合を占めています。

そして、とっても希少なズワイガニとして、「バルダイ種」という
大きいズワイガニが存在しており、バルダイ種のズワイガニについて
大ズワイガニと呼ばれています。

カニ通販の中での大ズワイガニの歴史として
最近になるまでは旅館やホテルなどの一部などで
料理として出されることはあっても出回ってはいませんでした。

ですが、最近になってからは日本で水揚げされない
大ズワイガニの希少性や濃い味と食べごたえから
通販でもリピーターが増えている人気のカニになっています。

贈り物などで送る場合でも、カニの身が濃厚かつプリプリで
食べごたえがあるので、相手に満足してもらえたという口コミ評価が多いです。

バルダイ種のズワイガニの味はどんな味なのか?

バルダイ種のズワイガニの身は繊維質がとてもしっかりしていて
弾力があることを多くの人が口にします。

食感の良さや濃厚な味と見た目の大きさなどに
お歳暮や家族で食べるのに適していると購入する人が
増加しているカニです。

多く水揚げされているオピリオ種よりは多少
甘味は少ないですが、濃厚なカニの味がするので
満足する人がとても多いです。

貴重なカニですし、オピリオ種の本ズワイガニと
似た味の中にダイナミックな旨味と食感を楽しめます。

もちろん、購入する店舗のこだわりや
鮮度管理などが品質に大きな差が生まれますので、
安心できそうな評判の高いところからの購入がおすすめです。

今まで本ズワイガニのオピリオ種である、
日本の日本海側などで獲れる松葉ガニや越前ガニ、
その他のズワイガニの味を知っているなら食べ比べも面白いです。

全然食感や甘味の感じが違います。

バルダイ種のズワイガニの食べ方で気をつけることは?

バルダイ種のズワイガニを食べる時にも一番気をつけたいのが
通販などで届いてからの解凍の部分です。

冷凍のカニが届いたら生状態かボイルされているものかという点です。
解凍は生冷凍なら冷蔵庫でやってしまうと身が黒くなってしまって
鮮度が落ちて美味しくなくなってしまいます。

生冷凍カニなら流水解凍を行うことと、
ボイル冷凍ガニなら冷蔵庫での解凍をしましょう。

姿のカニを冷蔵庫解凍する場合には甲羅部分をひっくり返して解凍
しないとかにみそが流れるので注意が必要です。

こういった点ついてはネット通販店で実績のあるお店は
最高のカニを食べてもらおうと簡単に図解の説明書などを入れてくれています。

バルダイ種のズワイガニの通販はどうなのか?

バルダイ種の大ズワイガニは日本で食べれる機会は少ないですが、
私も一部の通販店で買えるので何度か買って食べています。

評判が高い店舗を選べば、普通のズワイガニとはまた違う旨味や
甘味を楽しむことができますよ。

身も大きくて食べごたえも十分といった感じなので
大人数で食べる時には向いているなと思います。

・この記事のおさらい

大ズワイガニはオピリオ種に比べて食感や旨味が楽しめる
大ズワイガニも購入する店舗などの評判はとても重要
希少なカニだからこそ売り切れるのが早い
解凍方法にはしっかり気をつけて行うこと