カニを食べるのはとても美味しくて
良質なカニを通販などで購入できる人が増えるように
自分で食べて良かったカニだけを掲載しています。

ただ、そんな大好きなカニですが、カニの体の仕組みって
まだまだ一般には知られていない部分が存在します。

ここでは、カニ好きで食べるのは毎年楽しんでいるけど、
カニの体の仕組みはあまり知らないなっていう人向けに!

カニの体の仕組みの中でも目が
どうなっているかの特徴などについて調べてみました。

カニの目は複眼?一体どんな眼なのか?

カニの目って見た目からしても、
そんなに色んな物が見えているとは思えない小さい目をしています。

私たちが食べているカニやエビなどの目は
実はすべてが昆虫の目などと一緒です。

個眼と呼ばれる1つの小さい眼がたくさん集まって
いる眼になっていて、これを複眼と言います。

つまり、見た目として見える右と左の眼には
その中に小さい眼がたくさん入っている状態ということです。

中にある1つずつの個眼は六角形もあれば五角形などもあり生き物
ごとに個眼の形は違っていたりします。

眼がたくさんあるということですが、
カニはなんと2000個近く集合している眼にはなっています。

しかしながら、その視力は人間よりも全然よくないとの事です。

でも、たくさんの眼がついていて、1つ1つの眼にはレンズが
ありますから獲物を見つけた時や外敵を早い段階で察知して
動き出すことができるような機能が備わっているのです。

ちなみに複眼の代表格の昆虫としてはトンボとカマキリなどです。

カニの目の見え方はどんな感じ

実際にどう見えているのかについては
まだ完全にはわかってはいないようですが、複眼は1つ1つの
個眼にレンズに似たようなのがついています。

このレンズは望遠鏡に似た見え方がするという事ですが、
それがたくさん集合した眼だということを考えると
とても見やすい状態とはいえないでしょう。

一応視力としては0.01以下なんてことも言われています。

ただ、動体視力はよくて視界の広さもかなり広いのがカニの特徴です。
種類によっては360度近く見えているとか。

視野の広さがものすごいですよね。

複数の眼から常にレンズが出ているようなものなので、
天敵や獲物が動けばすぐに動きを察知することができるのがこの複眼です。

ズワイガニやタラバガニなどは海の中で獲物として
色んな餌を見つけて、食べたりしていますが、
この獲物を見つけるためにものすごい視野を広げているのですね。

だだ、動きがそこまで早いわけでもないので、
魚は生きていない状態の小魚を餌として食べるのが基本のようです。

他にもプランクトンは食べますが、
ズワイガニの場合、同じ種類のズワイガニを食べることも報告されていたり、
エビやイカ、ヒトデを食べたりもする生き物です。。

なかなか雑食性のカニさん!

ちなみに、ズワイガニの漁では魚のサバが使われることが多いですね。

毛ガニはヤドカリを食べることもあったり、ほかにも
エビやイカやゴカイなどを食べて大きく育っていきます。

タラバガニについてはプランクトンだけでなく、
貝や小魚、ゴカイ、ヒトデなどを食べて育ちます。

美味しい餌がたくさんあるところだとカニは美味しく育ちます。

だからこそ、北海道やロシアなどオホーツク海側の海では
流氷にプラクトンだけでなく、貝や魚なども一緒にたくさん流れてくるため
カニにとって最高の餌場になるのです。

日本海側の冬も冷たい海の中で11月から3月ぐらいにかけて
日本のズワイガニが特に美味しいシーズンもきますね。